環状プラットフォーム建築

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環状プラットフォーム建築

従来、建築は地面の起伏になじませて構築される方式から出発したために、建築およびその集合体である市街地は平坦な場所を求めて発展することとなった。従って我が国の市街地は海岸平野・川沿いの平坦地・盆地等に集中しており、結果として次のような弊害を生むに至っている。

現状プラットフォームは、緩斜面地に基礎を設け、その上に免震された床面(プラットフォーム)を四方にせり出すように載せ、その中央には設備用の吹き抜けを設け、その上部に環状の平谷の建築を載せる構法なので、従来の建築の不具合を一気に解決することになる。